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日々の考察。

読書の3つのメリットと効果を高めるための4つの工夫【ACTION READING】

アクション リーディング 1日30分でも自分を変える

アクション リーディング 1日30分でも自分を変える"行動読書"

なぜ、できる人は本を読むのか

ビル・ゲイツやウォーレン・バフェット、マーク・ザッカーバーグなど、世間一般で成功者と呼ばれる人たちには共通した習慣がある。

それが「読書」である。

生きながらにして伝説の投資家となったウォーレン・バフェットは、今でも1日の8割を読書に充てているという。

ビル・ゲイツは年に50冊、およそ1週間に1冊、本を読んでいる。また、そのほとんどがノンフィクションであり、公衆衛生、疾病、エンジニアリング、ビジネス、科学などがテーマだという。

なぜ、こういった人たちはみんな本を読むのだろうか。

それは当然、読書することで様々なメリットを得られるからであるが、では具体的にはどういったメリットがあるのか。

今回は読書のメリットと、その効果をより高めるためのいくつかの工夫を紹介しよう。

読書の3つのメリット

読書で得られる効果はたくさんあるがここでは特に3つに絞って紹介する。

1. 他人の知恵を手軽にインストールできる

わかりやすいジャンルで言えば料理や技術本などがそうだ。

例えば、「美味しいハンバーグの作り方」など、もしゼロから自分で考えていたら「ひき肉」を発明することからのスタートになるかもしれない。

もしくは「ブログで◯万円稼ぐ」といったノウハウ本も同様で、その人が試行錯誤の末にたどり着いたノウハウを数千円で、数時間で手に入れることができる

他人が手間暇かけて見つけ出したアイデアを手軽に手に入れることができるのは、一番わかりやすい読書のメリットだ。

2. 想像力が養われる

想像力というのは人間に与えられた大切な力だ。

「もしかしたらこういうことが起こるかもしれないから備えておこう」

「もしこんなことを言ったら彼女は傷つくだろうか」

俗に言う「思いやり」というのは、与えられたシチュエーションに対していくつかの「想像」をした上で、相手のためになることを選択し、実行することである。

そして読書は、その想像力とは切っても切れない関係にある。

つまり、今より温かい、優しい人になるためにも、読書は重要な役割を果たす。

例えば、小説を読むとき、想像せずには楽しめない。

というよりも、想像せざるを得ないと言った方が正確だろうか。

小説ではなくとも、例えば人付き合いに関する本であれば、読んだ時に「もし自分がそのシチュエーションに出くわしたら…」などと想像してしまう人の方が多数だろう。

このように、読書をするためには想像力が必要とされる。

したがって、そう意識していようがいまいが、読書をすることで想像力は養われるのだ。

3. 様々な人生を疑似体験できる

色々な種類の「人生」を体験できることは非常に重要だ。

人生からはたくさんのことを学ぶことができるが、我々は基本的にそれぞれの目の前にある1つの人生しか体験することができない。

また、時間の流れを早めるようなことも現状できず、人生を通じて学ぶことができる「本当に大切なこと」を得るには、何十年もの時間を掛ける必要がある。

しかし、小説や伝記であればどうだろうか。

ほとんどの小説や伝記は「人生」を記しており、その人が実際に経験した時間よりも遥かに短い時間でそれを体験することができる。

「やっぱり人に優しくすることは大事なんだな。自分ももっと意識して親切をしよう。」

「もし自分にたくさんの友人がいれば、こんな楽しい世界が待っているかもしれないのか。もう少しアクティブに色んな人と交流していこう!」

こういった直接的に価値観に影響を与えるような体験を短時間でできることはかなりのメリットだと言えるだろう。

読書時間を制限し、アウトプットの時間を増やす

まず読書量の目標として、30代までに300冊、その半分は小説を読むべきだ、と著者は述べている。

個人的に少し意外だったのは、目標の半分が小説というところだ。

なんとなく、読書というのは勉強よりの行為であり、それならもっとビジネス書など知識を増やしてくれるものを重視した方が良いのではないかと思ってしまう。

しかし、上で述べたように「様々な人生を疑似体験できる」というのは、そういった単純な知識を身につけるよりも圧倒的に質の高い効果だ。

したがって、

  • 知識やノウハウを得るための読書
  • 人間ならではの複雑な、そして様々な感情を学ぶための読書

この2種類を半々で学ぶことが良いバランスになるのだ。

読書の効果を高める4つの工夫

1. 人に話す

こちらは一番手軽にできるアウトプットかもしれない。

インプットしたばかりの情報を他人に話すことによって、自分の頭の中での整理が進み、また実際に「音」として外部に出力することでより自分へ浸透する。

さらに相手の質問があれば、自分が正確に理解できているかの確認にもなる。

2. メモ書きを取る

人に話すことは発声でのアウトプットだったが、こちらは手を動かしてのアウトプットだ。

特に重要に感じた部分だけを書き出すことで要点がまとまり、そのメモは本の内容をサッと確認するときにも役に立つ。

具体的なメモ書きの方法に関しては、著者の別の書籍である「ゼロ秒思考」で述べられている方法が改めて紹介されている。

こちらは以前書いた記事をご参考いただきたい。

www.boknobibrok.com

3. ブログを書く

アウトプットの中でも特に効果的なのが、ブログを書くことだ。

まず、文章にまとめることでその書籍の概要を自分の中に落とし込むことができる。

現代では、TwitterなどのSNSくらいでしか言葉をアウトプットしない人も増えているが、140字ほどの短文と2000字を超える分量とでは、文章の構成自体が全く別物になる

ある程度の長文を書くことに慣れると、文章のバランス間隔が養われる。

つまりはより俯瞰的な視点を持つことができるようになる。

また、人に読まれる媒体だと意識することで、論理的に筋の通った文章を書く必要に迫られる。

そのため、「なぜこのように結論付けられるのだろう?」という箇所では、しっかり説明できるように読み直すことで、一度読んだときには曖昧にしてしまっていた部分をちゃんと理解することができる

4. 再読する

最初に読んでから半年経ったら再読をしよう。

素晴らしいと思った本であれば全ページを、そこまででもない本は最初に読んだ時に気になった部分のみ、もしくは取っておいたメモ書きを読み返そう。

「エビングハウスの忘却曲線」でわかる通り、人の記憶は時間とともに薄れていくものだ。

半年ほどのタイミングでもう一度インプットすることでより記憶に定着しやすくなり、つまりは自分のものにすることができる

エビングハウスの忘却曲線 - フリー・ジュニアアカデミー へようこそ

最後に

今回は「読書の効果とその活かし方」について、書籍「ACTION READING」から紹介させていただいた。

読書の効果を最大限にするには「行動に移すこと」だと本書中で述べられており、まさに書名の「ACTION(アウトプット)」こそが肝になる。

また、大前研一氏も「行動の重要性」について以下のように述べている。

「人間が変わる方法は3つしかない。1つ目は時間配分を変えること。2つ目は住む場所を変えること。3つ目は付き合う人を変えること。どれかひとつだけ選ぶとしたら、時間配分を変えることが最も効果的。一番意味のない行動は心を入れ替えること。」

「心を入れ替えること」の意味の無さをバサッと切り捨てているが、まさにその通りで、もっとも重要なのは、「心を入れ替えた」先にある「行動」という結果なのである。

心を入れ替えて日常生活の時間配分を変えた、心を入れ替えて住む場所を変えたetc、大切なのは踏み出したその一歩なのだ。

普段の生活が口だけや心だけになっていないか、再確認してみても良いだろう。

これから読書を始める人も、すでにそれなりに読んではいたが行動に移せていなかったという人も、今回紹介した方法のどれかを実際に行動に移してみてはいかがだろうか。