Bok No Bibrok

日々の考察。

勉強が捗る7つの工夫 【ちょっとした勉強のコツ】

効率よく勉強するためのTips集

皆さんは普段勉強しているだろうか?

学生の頃は毎日しっかり勉強していたが今はあまりしていないという人もいれば、学生じゃなくなってからの方が勉強するようになったという少し皮肉がかった状況の人もいるかもしれない。笑

「人生死ぬまで勉強」という言葉もあるように、学生や社会人、定年退職後の年配の方も、より良く生きるためにはどんな立場の人でも「勉強」は欠かすことができない。

今回はそんな勉強をするにあたっての、様々な「コツ」が書いてある書籍を紹介しよう。

ちょっとした勉強のコツ (PHP文庫)

ちょっとした勉強のコツ (PHP文庫)

目次

  1. 時間を短く区切る
  2. 不自由な環境を利用する
  3. 集中力を鍛える
  4. 身体を使う
  5. 朝に活動する
  6. 締め切りを前倒しにする
  7. 数をこなす

1. 時間を短く区切る

まず1つ目は、仕事や作業を細かな時間に分けて行うことだ。

これは学校の時間割などを思い出してもらうとわかりやすい。

小中学校では一教科あたり50分ほどの時間で区切られ、10分の休憩を挟んだ後にまた別の教科の授業が始まる。

実はこれが勉強するにあたって、非常に効率の良い仕組みになっている。

普通に考えると、短い時間で関係の薄いことを次々に学んでいては混乱しそうで効率悪く感じる。

しかし実際には、1つのことに対しての勉強時間が長くなればなるほど効率は低下してしまうのだ。

このことは「収穫逓減の法則」というものが物語っている。

収穫逓減 - Wikipedia

仮に、10分間にできる勉強の量をAとした際に、20, 30分ではそれぞれ2A, 3Aができる。

しかし100分になると10Aにならずに、8Aや9Aにとどまってしまう。

200分にでもなれば、ついには12Aや13Aにまで落ち込んでしまう。

この法則はこういったことを示している。

そもそも、集中力の持続時間の平均は50分前後であることからも、時間を短めに区切ることの重要性がわかる。

また、ライフハックの1つである「ポモドーロ」は、まさに短く区切った時間をうまく利用したテクニックだ。

今日から始める生産性アップ術。ポモドーロ・テクニック再入門ガイド | ライフハッカー[日本版]

2. 不自由な環境を利用する

その昔、文章を練るのに最も適した所は、馬上、枕上、厠上の3つであったという。

これを現代に置き換えてみると、馬上は乗り物の中、枕上はベッドの上、厠上はトイレの中、となる。

つまりは、少し不自由な状況の方がかえって頭が働くということだ。

国民的アーティストであるMr.Childrenの櫻井和寿氏も、歌詞を思いつくのはまさに風呂かトイレのときが多いという。

またメンタリストのDaiGo氏も、意図的に机と筆記用具しか無いような部屋を用意し作業はそこでしていると、著書「自分を操る超集中力」で述べている。

このように、思いがけず不自由な環境になった場合も、自ら不自由な環境を用意した場合も、脳に対しては良い働きを及ぼすことがわかる。

この機会に自室や仕事場の環境を見直してみてはいかがだろうか。

3. 集中力を鍛える

とはいえ、いつもそのような場所やタイミングばかりとはいかないだろう。

そうなると、自力としての集中力も鍛えておく必要が出てくる。

集中力を高めるトレーニング方法として、本書では以下のような手順が紹介されている。

まず最初に5分間だけ集中することからはじめてみよう。ストップウォッチなどを使い、その間だけは一心不乱に勉強する。終わったらしばらく休む。

これをしばらくの期間行い、5分の集中ができるようになってきたら次に10分の集中に移行する。それができたら20分に伸ばす。

これを1時間までできるように継続する。

集中できているかどうかの判断は、ラジオや音楽などを鳴らしながら勉強を行い、もしその内容が頭に入ってきているのなら集中できていないということだ。

ちなみに30分の集中であれば大体1ヶ月もすればできるようになるという。

もし1時間までできるようになれば、あなたは「集中」というスイッチをいつでもON/OFFできるようになったも同然だ。

1時間の集中はなかなか大変かとは思うが、何事も小さなことから少しずつステップを踏んでいくことが上達のコツだとも気づかされる。

4. 身体を動かす

昔の言葉として「読み、書き、そろばん」というものがあるが、当時から勉強をする際には意識的に口や手などの身体を使った勉強法が多かった。

「読み」では音読で口を使い、「書き」「そろばん」ではそれぞれ手を使う。

インプットを行なった場合は適したアウトプットをセットで行うことによって、自分のものとして吸収することができる。

現代、特に成人してからは、音読したり手で文字を書く機会が少なくなる人が多いが、勉強ならずともより早く身につけたいものに対しては身体を動かしたアウトプットを意識的に行なってみてはいかがだろうか。

また、音読など直接紐付いた行動ではなくとも、例えば散歩のように、ただ身体を動かすということだけでも充分な効果がある

かつてのヨーロッパの哲学者たちはみな歩きながら考えていたといい、また散歩中に素晴らしい着想を得たという科学者の話もいくつもある。

歩きながら考えごとをするのも非常に効果的である。

5. 朝に活動する

人体は朝起きて夜に寝るようにできている

これに関しては様々なところで指摘されていることなのであまり深く説明する必要はないかもしれない。

なぜ朝が良いのかといえば、脳が一番フレッシュだから、ということに尽きる。

人の脳は起きている間様々なことに使われており、当然起きてからの時間が長ければ長い方が脳は疲弊してしまう。

このように、脳が何かしら処理を行う際に消費するエネルギーをウィルパワーと呼ぶのだが、このウィルパワーを回復するには長時間の睡眠しか手段がない。

また人体は日光を浴びた瞬間に体内時計をリセットするような仕組みになっているので、夜に目覚めるよりも容易に覚醒した状態になれる

つまり、しっかり睡眠を取った後の朝こそが1日のゴールデンタイムなのだ。

成功者たちの多くは朝型

以下のページでは、世界レベルの成功者たちの「睡眠時間」を比較している。

tabi-labo.com

見てわかる通りほとんどの人物が4〜7時の間に起床しているのだ。

また意外に思えるのは、これだけの偉業を成している人たちも平均して7時間ほどは寝ているということだ。

このレベルで忙しそうな人たちは「寝る間も惜しんで」というような活動をしているのかと思いがちだが、逆に睡眠時間の確保こそ何よりも大切にしていることがわかる。

忙しくて睡眠時間なんてあまり取れないという人は、もしかしたら充分な睡眠が取れていないから忙しいのかもしれない。

6. 前倒した締め切りを作る

少年少女時代、この時期は夏休みの宿題に追われている人がたくさんいたことだろう。

ちなみに私も当時はだいぶ切羽詰まっていた。笑

宿題をあとにまわすと大変な目に合うことを毎年味わっているのに、何故同じ過ちを犯してしまうのだろうか。

考えられる1つの原因は与えられた締め切りである。

パーキンソンの法則というものがあり、これは端的に言えば人は与えられた時間いっぱいを使って仕事を行うというものだ。

つまり、集中して行えば30分で終えられるはずの仕事も、「1時間以内に終わらせておいて」と言われた途端にその仕事に掛かる時間は1時間になってしまうということだ。

思い当たる節がある人が多くいると思うが、法則として成り立っていると少し安堵できるだろう。笑

では、これをどう回避すればいいのだろうか。

締め切りを早めに設定するのだ。

夏休みの宿題であれば7月中に絶対終わらせるようにしてしまう。

事実、まわりには7月中に終わらせていた友達がいたことを思い出せるだろう。

彼らは単純に締め切りを7月にしていただけであり、それによってパーキンソンの法則から7月中に終わるように動くことができたのだ。

では普段はどのように締め切りを設定するべきだろう。

トヨタで学んだ自分を変えるすごい時短術」の中では「25%ルール」と名付けたられた設定された納期・期限を25%短くして臨むというTipsが紹介されている。

また「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である」では、「2:8の法則」という与えられた期限の2割の時間で8割がた終わらせてしまう仕事術が解説されている。

どれが最も適しているかは一概に言えないが、締め切りを前倒しにするということは多くの人が提唱していることであり、一度自分の仕事や勉強に取り入れて試してみてはいかがだろうか。

7. 数をこなす

最後は、何事も数をこなすことだ。

昔は学校教育でも「暗唱」が多く用いられていたが、これはまさに数をこなすことを内包している。

暗唱と聞くと、一見記憶力の問題ではないかと思いがちだが、重要なのは「覚えてしまうほどそれを反芻する」ことなのだ。

なんだかんだ詰め込み教育が結果を出せていた理由は、学習進度ではなく、大量の問題を解くことによる「反復回数の多さ」だったのである。

本書でも以下のように述べられている。

学習の真髄とは反復練習である。

これまでにいくつかの「コツ」を紹介してきたが、最終的に重要なのはそのコツを何度も反復することだ。

スポーツなど、身体を動かすようなことに対しては一度の練習では習得できないと思う人が多いが、何故かこと勉強においては、一度でわからなければ「私は頭が良くないんだ」「天才はやはりすごいなぁ」と言って学習を開始する前に諦めてしまう。

ここで述べたいことはスポーツも勉強も実は習得方法は変わらないということだ。

大事なのは数をこなすことだ。

最後に

今回はいくつかの「勉強のコツ」を紹介したが、基本的に共通していることは「如何にして集中するか」ということだ。

個人的には「朝型の生活リズムの方が良い」などすでに知っていたようなこともあれば、「勉強もたくさんの反復練習が大事」のように気づかぬうちに先入観にとらわれていたことに気づけた部分もあった。

紹介した7つの中に、まだ取り入れていない「コツ」が見つかった方がいれば幸いだ。

関連記事